【カオス通信】ツンデレ麻雀に巨乳将棋!萌える勝負師漫画が熱い

http://news.livedoor.com/article/detail/3183587/?p=1
漫画ライターの方が書かれた、『咲-saki-』と『ハチワンダイバー』の紹介文。上滑りしそうな勢いと、冷静な説明が良いですね。
個人的に、『ハチワンダイバー』には、古い麻雀マンガの名作の影を見ます。日常のすぐ隣にある異世界への導き手がメイドというのが今風ですけれども、なぜ将棋にそこまで真剣にならねばならぬのか、分からないまま突き進んでいきます。
『咲』は逆に、美少女ゲーム風の設定が麻雀に侵入してきた印象です。舞台が緑溢れる田舎であること、ローカル線のディーゼル車が走っていること、通う高校の名前が「清澄高校」であることに、特に強くそれを感じます。要はピュリティでしょうか。
ピュリティと言えば、『風牌(かぜ)に訊け』という作品があります。作画は『天牌』の嶺岸信明さん、原作者は吉田幸彦さんと言って、80年代を通じて良作を提供し続けた人です。
筋書きは、何というか『美味しんぼ』のパロディのようなものです。強い麻雀打ちと、財閥令嬢の女の子が、その財閥総帥の指示を受け、全国の強豪雀士*1を見つけ出します。最後は高原の別荘で全員が集い、麻雀大会。
ラストを語ると楽しみが薄れるので書けませんが、そのラストが、伏流となって、今『咲』に湧き出ている。そんな気がするのですが、多分私だけでしょうw

*1:じゃんし、と読みます。麻雀打ちのことです