Hiddenじゃないと思うんだが…

じゃあ何かと問われると分からない。
暑い日が続いた。夜中に寝汗で目覚めることも続いた。仕事も胸突き八丁に差しかかっていた。一番しんどい時に、カフェ・トレボンという店で上級のモカを奢ってもらった、その記憶で乗り切った。
今日はボーっとした。バスに乗って天神に行ったら、歌のように華やかな女の子がバス乗り場に列を作っていた。カッツーンか何かのコンサートがあるようだった。最近はウチワとかは持たないんだな、と思いながら、ああ自分の生は裏側からしか知りえないのかもな、と考えた。何の話だっけ?ガルシア=マルケス
裏ドラは何故「裏」なのか?という疑問だ、何となく。「裏ドラ」の対義語は「表ドラ」だが、どちらが先に出来た用語かと考えると、恐らく「裏」だろう。もっと言うと、ドラ表示牌の下の牌を見る行為を「めくる」と呼ぶ着想が最初にあって、めくるのは裏返しになっている物だから、という連想が働いていると考えるのが自然ではなかろうか。本当の所はまあ、分からない。
英語だと、「裏」はHiddenになるらしい。リーチ麻雀を紹介する英語サイトではそうなってる。

(話は脇にそれるが、随分いけすかないサブタイトルだな「The Only Way to Play」って。誰がこんなくだらない言葉を入れたんだ?)
中国ではドラは「宝」とか「花」とか呼ばれるらしいが、「暗花」という表現は聞いたことがある。対義語は「明花」だ。
どちらも、日本の「裏」という感覚からはズレている気がしてならない。ゲームの用語について、つまらない起源を持ち込むのは愚にもつかないから、これぐらいにしておいた方がいいのかな、と思いつつ、触れたいものに触れられない間抜けさを嗤っている。