成都の地震

四川省地震があったらしい。省都である成都にも、被害が大きかったという都江堰にも行ったことがあるので、テレビの映像から目が離せない。
成都は麻将(麻雀)が盛んな街として有名だ。いたるところに牌棋室の看板があり、街頭で麻雀をする姿も見受けられた。今は外での麻雀は禁止されているらしいが。
つい先日、「麻雀と茶の文化博覧館」という施設もオープンして、目玉は人骨牌だとかいう報道があったと思う。

ある所では「人骨で出来たサイコロ」とあり、別の所では「32枚の人骨宣和牌」とある。(宣和牌は麻雀のルーツの一つと言われるゲーム)。どっちが本当なのか、あるいはどちらも本当なのか。中国の報道は、どの程度検閲されているかも心配だが、意外と適当な所があるので注意しながら読んでいる。
で、下の記事だ。要するに、地震の夜を麻雀して楽しく過ごしている、ということらしい。

書き手は妙にハイテンションだし、写真(下の2枚。引用元は上記記事)は携帯で撮ったものだ。「災難に直面しながらも、リラックスしている」というのは楽観的すぎるかとも思うが、そんなものかもしれない。
地震の災難に直面しても、成都人は決して恐れません。マージャンは人々に、耐えられない一夜を過ごすように助けます……
成都人が麻雀を打つのは、リラックスして愉快な生活状態が現れたものです
人間苦しんでばかりはいられないし、暇だったら遊びもする。麻雀だからどうこうというわけでもなかろうが、トランプでも将棋でもカタンでもなく麻雀なのだな、という、それだけの話だと思いなしたい。