まあそうだわな

麻雀板に新しいスレが立っていた。
賛否だけを言うと、賛成だ。どんどん返してもらうといい。法律的な事はよく分からないが、労働基準監督署に駆け込んだ時点で、大抵のケースではどうにかなるだろう。それ以上もつれるケースだと法律の出番で、今までの議論で出てきたような論点を考えていけば、返してもらえるかどうかは別にして、結論は出るはずだ。
色々とややこしい問題ではある。一つは勝ち負けが自分のものになるという点で、1000円貰って場代払って打つのがいいのか、500円貰って場代払わず打つのがいいのか、始めたばかりの人間は前者の方が安心したりもする。彼らの約半数は漠然と自分が勝ったときの皮算用を夢見ているから、種銭が大きい方が余裕を保てる。ただ、後者にすれば、早く身の程が知れるので、資質のない人が早く抜けられる。経営者にしてみれば痛い話だろうが、当人にとっては幸いだ。
それと、よく分からないのだが、こういう事を声高に言う人の心の落としどころはどのあたりにあるのだろう。スレでは麻雀弱い負け犬の遠吠え的な決め付けも聞かれるが、それは発端であって、続ける燃料にはなりづらかろう。どちらかというと、『搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た!』の作者にも似た、連帯への焦燥感があるように思えた。

搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)

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