ハイポジ

このあたりの話の続き。
麻雀は基本的にローポジなゲームなので、麻雀マンガ作品も、基本的にはローポジが中心になる。駄作もあれば名作も傑作もある。
反対のハイポジは少ない。ハイポジも内側から来る奴と外側から来る奴があるが、そのあたりは簡単に考えて、適当に挙げてみると、

  • あぶれもん … 勝ったら日本中の博徒がひれふすんだと思う。実はよく分からない。優勝者を殺そうとした敵が群集に殺されるというのもエグい。
  • 無頼×天使 … 単行本になっていないが、「誰も知らない――この国の総理大臣が、麻雀で決められていることを…」というインパクトで覚えている人が多い。
  • てっぺん … 麻雀が弱かったら政治家として大成しない。カリスマがないから。
  • 風の雀吾 … 考えてみればハイポジだ。
  • 麻雀鳳凰城 … 考えてみればハイポジだ。
  • 哭きの竜 … 竜の運を手に入れて何が得なのか、最後まで分からない。幕末に「玉」を取り合ったようなものらしい。
  • 運王 … 賭け額が大きい。
  • 売人勝負嵐 … 別にハイポジじゃないが、嵐とばくちキングの争いは角福戦争くらいには凄いらしい。
  • 殺気ゆえ … 麻雀で封印された記憶が戻る。
  • 迷彩都市 … 殺人現場に残された麻雀牌が手がかり。麻雀をしているうちに刑事がひらめく。参考⇒コミダス〜キーワードで学ぶ現代マンガの基礎知識 : 連続殺人の捨て牌を読め!『迷彩都市』

来賀友志の独壇場のような気がしていたが、そうでもない。