最近のリファラ

「人口は増えてるが産業は衰退している」という、今やどこにでも見られる減少、もとい現象だと思うが。
今手元にないが、『レジャー白書2007』の麻雀ゲーム料は、確か850億円くらい。平成元年のそれが3,090億だから、3割弱まで落ち込んでいる。麻雀店を利用する回数も、それに応じて減っている。
ただ、麻雀をPCや携帯、ゲームセンターで遊ぶというのは数字には出てこないが、この分野での麻雀人口は確実に増えている。10年前にはMFCもMJも存在しなかったことを考えると、純増とまで言える。
雀荘の数は、一番新しい風俗白書で14,500軒くらいという数字が載っていたはず(これもうろ覚え)。こちらは最盛期(昭和55年ごろ)には35,000軒を越していたので、約4割まで減っている。
ネット麻雀とリアル麻雀は、ほぼ永続的に不毛な宗教戦争を展開しているが、その側面的な要因として「今やネット麻雀人口の方が多い、という共通認識」を挙げてもよいだろう。
当たり前のことを当たり前に蛇足しておくと、めんどくさいのは、「麻雀をする人口」ってのは何を指すのかだ。さっきも書いたが、自分はフリーに半年行ってないが、間違いなく自分を麻雀人口の中に加えている。でもそれってアリなの?ナシなの?