「ミナミさんのちょー暇雀」

http://ameblo.jp/aburemon/
ミナミさんという、少し言葉の使い方に癖がある人が書いているブログです。歳が割と近いので、言わんとするところは何となく分からないでもないのですが、言葉の選択と論の進め方が全くデタラメなので、ほとんどの人は理解できない類ではないでしょうか。
このブログを読む楽しみは、理想雀士さんとの噛み合わない口喧嘩にあります。つねづね私は、麻雀プロの世界には優秀なマッチメーカーがいないんだろうな、と感じていますが、もし今、話題を呼ぶアングルを考えているマッチメーカーが近くにいるのであれば、間違いなくこの二人を推薦します。
片や、やけに自身満々な上に、ネット上で意味もなく人に噛み付く狂犬。「理屈をこねるのは負け犬の特徴」と、なかなか鋭い、しかしブログで書くには余りにも自爆気味なコメントが清清しいニューフェイスです。荒々しいエネルギーに満ちています。
片や、論旨は明確、自己分析も抑制も効いた文章を書く犀利なインテリ。支持者も多いですが、恐らくその中で本気で応援している人は少ないでしょう。いまいちパトスや歪みの見えづらい、感情移入しづらいキャラクターとして名を馳せています。
私はモンド21の麻雀番組はほとんど見ません。バックグラウンドの分からない人たちが打っているのを見ても、楽しくないからです*1。余談ですが、私の知り合いの六大学に通ってた人に尋ねたところ、「六大学選手権はくだらないから見ない」そうです。その人の麻雀に対する考え方がどんな風に反映されるのか、とか、対戦相手との間に遺恨があるか、とかいう人間模様が好きなのです。
もし上の二人のマッチを組んで、ペイパービューで流すのであれば、私は500円くらいは払いますね。今やネット麻雀ユーザは無視できない消費者のはずなので、誰か利に敏い人は試してみてください。

*1:要するにその程度の腕です