昭和の麻雀マンガ

俺の森義一フォルダが火を噴くぜ

自分は一応「古い麻雀マンガに詳しい」という評価を貰っているのだが、実はいのけんさんとか、四方田さんとかに、その座を奪われつつあるのではないか、と心配でならない。 かといって、いのけんさんみたいに人受けする文章を書く能力はないし、四方田さんみ…

『雀狼たちのライセンス五 撃闘編』(構成・作画・武本サブロー《さいとう・プロ》+作・古川凱章、リイド社、昭和61年)

小学館の「ビッグコミックワン」という時代劇中心の雑誌に、みやわき心太郎が「初心」というマンガを載せていて、内容が武本サブローの追悼だった。 麻雀マンガ読みに、みやわき心太郎の言うことを真に受ける習慣は存在しないが、武本氏が亡くなったのは間違…

「ギャンブルパンチ」「漫画タウン」の元編集者の話

「MiChao!」という、講談社のWEBコミックサイトに連載されている『マイダスの薔薇』(画・金井たつお)の原作者、宮崎信二へのインタビュー。編集者として麻雀マンガを多く担当したそうで、とても面白く、かつ貴重な話が載っている。 MiChao!、講談社|CASA-M…

麻雀社員 一通貫多(画・宮本ひかる+作・志村裕次、昭和53年)

あらすじ 持ち前の押しの強さと根性で、麻雀業界にのしあがる男――その名は麻雀社員・一通貫多。 度胸がよくて女にもてるアイデアマン、それでいてどこか憎めない――爽快な男の生きざまをユーモアを交えて描く異色麻雀劇画の決定版。(単行本カバーより引用) び…

『雀鬼医者』(画・鳴島生+シナリオ・三木天平+麻雀監修・青柳賢治、昭和52年)

あらすじ とある田舎町で診療所を営む室田甲丙は、周りからは釣り好きの野暮天と見られていた。しかし彼には、週末ごとに都会に行き、裏プロ稼業で凄腕を振るう「乱鬼龍」という別の顔があったのだ。そんな彼の前に、同じく雀ゴロであった父親の仇が現れ… 意…